小咄 2001年版


    平成13年3月29日
    いつまでたってもパクリはパクリ。


    小泉首相は現在の与党政府の象徴である。
    裸の小泉を後ろから見ると、与党が分裂しているのがわかる。
    前から見ると、もはや再起不能だということがわかる。

    イスラエルがパレスチナ自治政府をテロリストと非難して、ミサイル攻撃を繰り返す。
    アラファト議長が抗議する。
    「イスラエルこそ国家的テロを繰り返しているではないか」
    シャロン首相は反論する。
    「これはテロではない。単なる戦闘行為だ」

    森首相は神童だった。
    なにしろ3歳にして現在と同じくらいの知性と能力を発揮したからだ。

    日本外交団がタリバン政府にどうしてバーミヤンの大仏遺跡を破壊したのかを問い質した。
    曰く「あなた方の教えの通りにしたまでだ」
    「どういう意味だ?」
    「われわれイスラームはアフガニスタンを3度制圧した。千年前、ソ連の侵攻後、そして旧政府との戦いでだ。」
    「どういう意味だ?」
    「仏の顔も3度まで、というだろう」

    ハワイ沖で練習船が潜水艦に沈められた。
    秘密審問で舵を取っていたという80歳過ぎの年老いた民間人が証言した。
    「ソナーは練習船を探知していました。それが日本の船だとも判っていました。ただ、日本がまた宣戦布告なしに攻めてきたと思ったので・・・」


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