AUDITRIUM: オーディオ初心者の七転八倒

AUDITRIUM
depuis le 1er mai 2013

イヤホン

(環境はiPod video + icon mobile→iPod classic + HP-P1→iPod classic + GO-DAP DD Limited + ALO international)
(屋外ではiPod nano 7G直挿し)

Victor HP-FX500
8-25,000Hz, 100dB/mW, 16ohm, 200mW
音質は柔らかめで豊か。モニタライクではなく、リスニング向け。
高音域良好。中音域は艶っぽい、特に弦楽器。
低音域は豊かだが迫力に欠けるため、重低音を好む向きには合わない。
音場は狭い。
そのせいかボーカルが艶かしい。
筐体はやや大きめか、重心が外側にあるのか、耳が小さいと外れやすい。
付属の低反発イヤピースの装着感は良好。但し、シリコンイヤピースに比べ、やや低音の質感が落ちる。
JVC HA-FX700
6-26,000Hz, 104dB/mW, 16ohm, 200mW
FX500との比較。
音の傾向は500と同じ。低音域が改善された。弦楽器の質感がよく出ている。
筐体の重心バランスも改善された。500に比べ装着安定感が増す。
イヤピースによる音質の差異については500と同じ。
音場の狭さも同じ。
プレーヤーやアンプのS/N比が低いとサーッと云うノイズが僅かに乗る。
いまのところこれが基準イヤホン。
DENON AH-C710
5-25,000Hz, 110dB/mW, 16ohm, 250mW
音質は硬め。高音域がややもすると突き刺さる。極めてドンシャリ。
この価格帯では可もなく不可もない。
装着感は良好で、形状はJVCのHA-FX700に似てる。DENONが先か。
音圧高い。つまりうるさい。
JVC HA-FXT90
8-25,000Hz, 107dB/mW, 12ohm, 150mW
音圧高め。
解像感は割と高く、音源の粗も目立つ。
ドンシャリっぽい。
ノリのいい曲には合う気がする。
Sennheiser CX400-II
17-22,000Hz, 114dB/1Vrms/1kHz, 16ohm, -
音圧が高い。解像感以前に煩いし、耳が痛い。
高音域が刺さる。低音域は良好。
入力を高めにしてイヤホン側の音量を下げるとバランスはちょうどいい。
audio-technica ATH-EW9
14-24,000Hz, 105dB/mW, 16ohm, 100mW
乱暴に云えば見た目がすべて。
U字型ネックストラップ(SONY式にはネックチェーン型)が最悪。
音質もこの価格帯にすればふつうの半開放型。
イヤーハンガーも案外締まりがなくて外れやすい。
従ってもはや鑑賞用。あるいはオーバーヘッドバンド自作して装着するしかない、かも。
音場はセミオープンにしてはやや狭い。
ドンシャリ傾向で、低音域が柔らかくよく響く。
ボーカルはちょっと後ろ。
SONY MDR-EX300SL? walkman NW-E053付属品
5-24,000Hz, 105dB/mW, 16ohm, 100mW
音質について特記すべきものはない。
2千円前後のイヤホンと変わる所なし。
装着感劣悪。ネックチェーンの使い勝手の悪さと相まって、外れやすいこと甚だしい。
だいたいこのネックチェーン型って誰だ発案したの。ブン殴ってやりたいわ。
audio-technica ATH-CKM77
5-25,000Hz, 104dB/mW, 16ohm, 200mW
高音域がきらびやかで、はっきり冷たい感触。
中低音域は比較的良好に鳴るが、硬い。
ボーカルは引っ込むか、上のほうから鳴る。
遮音性はそれほどないので、外野がうるさいとシャリシャリする。下が全然聴こえない。
静かなところではそれなりに低域聴こえる。
つまりドンシャリと云うよりシャリ。
audio-technica ATH-CKS90
5-25,000Hz, 106dB/mW, 16ohm, 100mW
低音域の持ち上げ方は良い感じ。重低音ってほどではない。
オーテクのイメージからすると高音域が少し大人しい。
ごつい見た目に反し、装着感はけっこう良い。
コードの風切りノイズが乗りやすい。てか酷く乗る。
エラストマーシースのコードって、巻き癖が付くのね。
audio-technica ATH-CM707
10-24,000Hz, 104dB/mW, 16ohm, 100mW
音場はそこそこ広く、奥行き感が出る。
カナル型ほどではないが低音域もよく出る。ただし中高音と重なると埋もれる。
高音域はややおとなしめ。
ボーカルは案外前に出てくる。
立ち上がりは良くない。
サイズは大きいがわたくしにはちょうど合う。耳の小さい人にはきついかも。
付属のイヤーパッドは使ったことないし、恐らく不要。
radius W
10-20,000Hz, 107dB/mW, 24ohm, 20mW
音場は狭い。
ボーカルを持ち上げる印象。
低音もよく出るが、高音域が引っ込むほどではない。
解像感はこの価格帯のカナル型の平均。
音圧が高すぎるのか耳が痛い。
CREATIVE Aurvana Air
20-20kHz, 102dB/mW, 32ohm, -
ATH-CM707に比べて解像感が高く、澄んだ音を出す。
低域もしっかり出て分離がいい。繊細と云うよりはエッジの立った音。
音場は割と広い。
ボーカルの立ち位置は中庸。
音圧を高く感じる。時に耳に痛い。
なによりイヤーハンガーがすこぶる邪魔。筐体の突起ボタンがネジ込みになっているので、ペンチで捻って接着を外してから、引っ張るように回すと外れる。てか外した。左右は空気穴の位置で見分ける。
イヤーパッドはつけない。てか捨てた。
いつの間にか市場価格が倍になってた。てか元に戻った。
Klipsch Image X10
5-19kHz, 110dB, 50ohm, -
バランスドアーマチュア型だからなのか解像感は高いほう。
音場は思ったより、と云うかかなり狭い。え?と驚くくらい狭い。
高音域がキンキンする。低域はあんまり出ない。
音圧が高く、とにかく耳に痛い。なんで海外勢は音圧やたら高いんだ。
三段イヤピース以外では装着感が劣悪。この(三段)イヤピースであれば音漏れも少ない。
ケーブルが硬いのが難点。
JVC HA-EB75
16-20kHz, 105dB/mW, 16ohm, 200mW
HP-FXC50よりは綺麗に鳴ってた。
バスブースト機構のおかげ?
audio-technica ATH-CK52
14-24,000Hz, 104dB/mW, 16ohm, 200mW
もうほとんど記憶にない頃のもの。
フツーの廉価イヤホン。
Victor HP-FXC50
10-24,000Hz, 103dB/mW, 16ohm, 150mW
きちんと耳の奥まで入れないととにかく曇る。
主に通勤用に使っていたので、周りのうるさいところでじゃかじゃか鳴らす分には十分だった。
静かな場所で聞くといろいろ粗が目立つ。
ケーブルがひどく硬い。ってか経年劣化か。
装着感はいい。
音茶楽 Flat4-粋
3.5-35kHz, 104dB/mW, 18ohm, 400mW
なんか御託の多いキワモノと云った第一印象。
筐体がちょっと大きめで、しっかり差し込まないと不安になるが、案外安定する。
イヤピースがコンプライ(T-200)標準なので、これが嫌いだからSONY EX300SL用のシリコンイヤーピースに変えてみた。HA-FX700ほどの音質差は出ないが、ピースの全長が足りないので、きちんと奥まで入れにくい。おとなしくコンプライに戻すのが無難か。妙なカスタマイズはしたくないし。→コンプライに戻した。慣れた。
いまのところ、謳う程深低音は出ないし、高音域の伸びもない。
ただし全域でカナル型特有のくぐもった感じが皆無で、すっきりした鳴り方。その点はオープン型の風味。
どちらかと云えばモニタライク。
定位感は云われるほどでもないが、カナル型としてはいい線行っている。
音場もカナルにしては広い。
音圧は数値から想像するより高く感じられる。
STAX SRS-002
20-20KHz, 110dB/100Vr.m.s./1KHz, -, -
見た目はちゃち。
筐体はヘッドバンドがないとほぼ耳から脱落する。てかこれ単体で装着できる人ってどんだけいるの?
静電型の特徴で発音体のサイズに比例するのか、低域は期待できない。特に音量を絞って聴くと、ほとんど出てこない。
例えば「悲しきワルツ」出だしの低弦ピチカートは軽いし、「舞踏への勧誘」ワルツ直前のDBのpizz.はまず聴こえない。
(耳がキツいくらいに大きめにイヤピースを合わせてポジションを探ると、そこそこ低域が出るようになった。いずれにしろ重低音は無理っぽい。)
音場は広く、定位感も良い。広すぎて却ってもやっとすることがある。ソースの良し悪しははっきり出る感じ。
ドライバーにはエコモードてのがついてるがよくわからん。
単三型充電池(1,2V)でも問題なく駆動する。
電池切れは音量がすうっと落ちて行く。
ボリウムノブは10時以降まで回さないとギャングエラーが出る。だが12時まで行くとかなりうるさい。
ケーブルは友人曰くきしめん。薄くて頼りない。
Final Audio Design heaven IV
-, 112dB, 16ohm, -
思ったよりでかくて重い。ぴったり合うイヤピースで装着しないとずり落ちるレベル。てか、落ち着き悪すぎて音楽鑑賞に集中できないよ!
シングルBAの宿命なのか、低域はまるで出ない。かと云って高音域が良く出る訳でもない。
フラットケーブルがすこぶる扱いにくい。絡みにくいなんて大嘘で、絡んだら最後、フツーのケーブルより解くのがめんどくさい。
タッチノイズはふつうに出る。
なんでこんなものみんな有り難がってんだ?
Philips SHE9000/98
6-23,500Hz, 102dB, 16ohm, 15mW
Deep Bassなんて謳ってはいるが、値段相応。なんか後ろで鳴ってるなーってくらい。軽いと云うか薄い。オケには合わないのかも。
全体にもやっとした感じで張りがない。
音圧も数値から想像するよりずっと高い、つまりうるさい。
audio-technica ATH-ANC23
20-20,000Hz, 105dB/mW(NC), 150ohm(NC), -, -20dB(NCLV)
CKM55ふうの鳴り方、かどうか知らん。
ノイズキャンセリング機能は空調とPCファンノイズには効くが地下鉄走行音には効果弱い。
なんとなく効果が知りたくて買ってみただけで、耳栓代わりにはなるかな?
CHORD&MAJOR Major9'13
20-20KHz, 96dB, 21ohm, -
低域がやや弱い。中高域は良く出る。刺さりも少ない。
音場は比較的広く、定位も悪くない。見通しよい。
筐体のロゴはプリントなので、ポケットに入れてるとすぐに落ちる。LRの別がプリント文字しかないので、これが消えると大変かも。
筐体が重いので、きちんと奥まで入れないと安定しない。コンプライに変えたら装着感は良くなった。
これもきっちり奥まで挿入しないと印象がかなり変わる。
AKG K374
10-24KHz, 104dB/mW, 28ohm, -
低域弱いと云うか軽くて薄い。音量取ると漸く鳴り出す感じ。
イヤーチップが合ってなかった。合うと結構鳴るわごめん。
中高域はシャリつく。そこはやはり値段相応か。
ケーブルが硬くて巻き癖がすぐにつく。
BOSE IE2
-, -, -, -
低音域に厚みがある代わり、中音域が曇る。高音域はふつう、場合によって刺さる。つまりだいぶドンシャリ。
感度低いせいか、解像感はややもするとAppleのEarPodに劣り、Aurvana airには完全に負ける。そして立ち上がりが悪い。
オープン型と云うよりセミオープン(むしろJVCのバスブーストみたいな)構造で、音場はそこそこ広い。ただし横方向だけで、奥行きは出ない。
クラシックにはあまり向かない味付け。聴けない訳じゃないが。
StayHearチップにSとMの中間サイズ欲しかった。納まりは結構いい。
Philips Fidelio S2
15-24,000Hz, 107dB, 22ohm, 40mW
上から下までまんべんなく鳴る。ややドンシャリ気味。
耳道にぴったりはまるチップをつけないと、途端に低域がスカスカになる。
音場は心持ち広いかな、と云う程度。オープンエアーを期待するほどではない。奥行き感も同様。
筐体のでかさに比して装着感はかなり良い。カナル型とインナーイヤー型を折半したようなこの形状(オーテクのCKM77とか)は個人的にフィットしやすい。
フラットケーブルの出来は良い。finalなんちゃらの出来損ないとは大違い。
UBIQUO ES903
10-45,000Hz, 105db/mW, 16ohm, 50mW
低音域がまるで出ない。聴こえる程度に音量上げても軽い音で質感がない。
代わりに高音域はよく出る。耳に痛いくらい出る。
開放型で想像するほどの音場の広さはない。
ケーブルは硬め。巻き癖がつく。装着感は良好。
正直この価格には見合ってない品質。aurvana airにとことん負ける。
ZERO AUDIO CARBO SINGOLO
10-16,000Hz, 113db/mW, 22ohm, 30mW
意外と低域が出る。コンプライに変えるとちゃんと出る。
コンプライは低域のボワつきを強調する嫌いがあるけど、その代わり高音域の刺さりが減るので、BAにはいいのかも。
解像感も比較的高いが、BAなら当然のレベル程度。
そして音圧は相変わらず高い。耳が痛くなる。やっぱBAは補聴器だわ。
Sennheiser MX985
16-23,000Hz, 120db/mW, 16ohm, -
極めて低域を盛っている。だがドンシャリというではなく、高域もハッとするエッジはあるものの、刺すようなものではない(フルカバーパッド使用)。
音場は開放型にしては狭く感じる。ただボーカルはほどよく遠い。
音量調節スライダは見た目豪奢だが案外繊細。接触トラブルを起こしやすいので、どっちかに固定するのがいい。
海外製品の例によって音圧が高いので、いわゆる海苔波形だと音量絞るのがたいへん。
パッドはあったほうが収まりがいいが、耳のサイズにもよるので…
Philips SHE9712
6-23,500Hz, 103db/mW, 16ohm, 50mW
低音が弱い。少なくとも普段使いの音量ではまるで出て来ない。
イヤピースを深めに合わせると低域が出てきた。軽い感じの低音。
そんで高域がシャカシャカ軽く鳴るので、ボリウムめいっぱい上げる難聴のひと向けなんだろうか。
なによりケーブルがU型なのが最悪。
audio-technica ATH-CHX7
15~22,000Hz, 100dB/mW, 32ohm, 40mW, 12g
とにかくでかい。これでSサイズとか嘘だろってくらいでかい。
フラットケーブルはオーテクの悪い部分で相変わらず硬く、癖がつきやすい。
安いDAP直挿しならそこそこ音場の広い、低域強めの音を作るが、ポタアンを挟むと曇りがち。
そしてオーテクには珍しく高音域が弱い。まあ、低域重視のコンセプトなんだけど。
だったらCM707でいいじゃん。
audio-technica ATH-CKR10
5~40,000Hz, 110dB/mW, 12ohm, 200mW, 12g
これもまたけっこう筐体が大きいけど収まりは良い。
解像感は非常に高く、個別の楽器も識別しやすいが、音場はそれほど広くない。
かつてのCKMシリーズに比して高音域が抑えられている。とは言っても基本的に高音寄りで、重低音は望むべくもない。望むようなメーカーじゃない。
インピーダンスが低いので結構なフロアノイズを遮断できない。外で使う分にはどうでもいいだろうが、室内でクラシック聴くには致命的。なぜ日本のメーカーはやたらインピーダンスを低くしたがるのか。アホなのか。
astrotec LYRA
15-23,000Hz, 108db/mW, 32ohm, 10mW
多孔ハウジングと云う、どっかで見たような構造を持ってるけど、インイヤー。
わりと音が拡散する系の性格。上流がぼわついてるとそれが助長されるのでひどいことになる。
上流の低音が締まっていれば、ぼわつくようなことはない。
MX985ほど柔らかくはないが、アルバナエアの硬さにはほど遠い。
残響の多いホールで聴くような、一種独特のベール感がある。
ケーブルは耐久性がありそうな代わりに巻き癖がつく。装着感は筐体の大きさにしては良好。
パッドは中央を抜いたものが良い。
DUNU ALPHA1
10Hz-30KHz, 125dB, 16ohm, , 17g
世界初のダイナミックとBAのハイブリッドインイヤー。
ただ、あまりにも筐体が大きすぎる。これ相当耳大きくないと快適に収まらない。痛い。長時間どころか30分もムリ。
イヤーピースが4種類あって、それぞれ装着感と音の性格が変わる。
あまり聴き込めてないので、化けるのかも判らないけど、いずれのイヤーピースでもそれほど高音は出ないし、フラット系のイヤーピースでは低音さえも出なくなる。
改良の余地がまだ大きすぎる印象。
YAMAHA EPH-52
20Hz-40kHz, 99dB±3dB, 16ohm, -, 12.5g

Atomic Floyd AirJax Titanium2
5-25,000Hz, 105dB, 16ohm, ,
クリアでクールな音質なんだけど、低音がまるでダメ。
量感がまったくない。量感を取れるだけ音量を上げると耳が死ぬ。
その他は高域に寄ったふつうのインナーイヤーてレベル。
さしあたりこれといった価値が見あたらない。
ただしわたくしがクラシックと劇伴とアニソンボーカルしか聴かないので、メタルやテクノといったジャンルには合うのかもしれない。
しらんけど。
JVC HA-FX1100
6-45,000Hz, 106dB/1mW, 16ohm, 200mW, 13.0g
例によってノイズに弱い。
JVCのウッドシリーズが機器ノイズ拾わないプレイヤー、アンプってかなり限られてるのではないか。
とにかくでかい筐体なので、収まりがものすごく悪い。
ちゃんと収まれば下から上まで綺麗に奏でてくれる。
500〜700から比べると低域の押し出しが強くなった。
解像度は思ったよりは高いが、850のほうがよりモニター系らしい。
基本的には500以来の艶を楽しむもの。
BOSE QuietComfort20
, , , , 44g
ノイズキャンセリング機能は強力なほう。飛行機は知らないが新幹線のノイズは割合消える(割合、なだけで残ることは残る)。比べて地下鉄のノイズ対策には意外と合ってる。
急に差し込んでくるノイズは修正し切れないので、そこが却って不快に感じるほど強調されることがある。
片側外すと左右で音圧の差をはっきり感じる。
IE2に比べてイヤーチップの形状が変わったのでやや圧迫感がある。SとMの中間のサイズも欲しいところ。
音はまあそのボーズなので。
UCOTECH ES1103
10-40,000Hz, 105dB, 70ohm, 20mW, ca.18g
高音域寄りに特化した感のあるインナーイヤー。
澄み切った音質で曇りがない。イヤパッドつけていてもクリア。
籠りがちなイヤホンのあとに視聴するとぱっと視界が開ける感覚。
その代わり低音が弱い。かすかに芯が聴き取れる程度で、量感がない。
量感を取れるだけ音量を上げると耳が死ぬ。
そのせいで値段に見合ってない気がする(コスパが悪い)。
開放感と広がりがじゅうぶんあるだけ、低域なんとかならなかったのか。
UBIQUO時代からの弱点が克服されてない。
編み込みのケーブルは絡まりにくくて良好。
MUIX IX1000
20-20,000Hz, 104-106dB/mW, 16ohm, 20mW,
FLAT SOUNDモードだとやや低域が薄い。
全体的に素っ気ないが、音に厚みがあり、解像感も悪くないので残念な感じはしない。
ACTVIE BASSモードではかなり低域を盛ってくる。それでも中高域をマスクすることはないので意外と優秀。
どちらでもボーカルは近い。
フラットケーブルは取り回しが悪いがこの安さじゃしょうがない。finalのheaven IVも同じくらい取り回しが悪かった。
ONKYO E700M
6Hz-40kHz, 108dB/mW, 32ohm, 30mW, 18g
中高域寄り。
ninewave NW-STUDIO PRO
20Hz-20kHz, 110dB, 32ohm, , 12.0g
付属のイヤーパッドがでかすぎてフィットしないので、オーテクのパッドを装着しての感想。
1万円前後のインナーイヤーの音、と云うのが正直なところ。
音場は広いし、それなりに解像感もあるが、そこまでの話。
そして中高域に独特の曇りがある。オーテクのCM707と同じような曇り。
純正パッドでもその辺はあまり変わらない。
高低のバランスはやや低域寄り。
OSTRY KC08
20Hz-20,000Hz, 105dB, 32ohm, , ,
φ16mmのドライバーの割には収まりがいい。
低域の主張がとにかく派手。ボワつかず芯が通ってなお量感がある。
高音域はややきらきらしい。
比較的見通しはよく、クリアな印象だが、解像感はそれほどでもない。
全体のバランスではMX985に劣る。MX985がディスコンだから代替機として悪くはないが(高い)。
SHOZY Cygnus
, , , , ,

BLUE EVER BLUE 328RM
25Hz-20kHz, 108+dB, 16ohm, ,

radius HP-NEF31R
4Hz-25,000Hz, 105dB/1mW, 18ohm, 200mW, ca.14g
高域よりの色づけ。
カナル型にしては低域がやや弱い印象。芯はしっかり出ている。
ボーカルはすこし上に位置する感じ。広くもなく狭くもない。
装着感は非常に良い。
ケーブルが細めで心許ないひともいるかもしれないけど、個人的には必要充分なサイズ。
この価格帯にしては解像度と量感がバランスしている。フィリップスの9700系よりずっといい。

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