le 12 mars 2016
なんか増えてる。
ここにだけは落ちたくなかったオーディオ沼です。
幸いアナログ淵までは行っていないが、手前のデジタル瀬でもじゅうぶん深い。
ヘッドホンとイヤホンについて
ヘッドホンの現有機は4台、うち2台は職場に放置なので、2台しか家にありません。
と云うのも、ヘッドホンは使用頻度が非常に少ないのです。
深夜まで起きてることもないし、朝早く起きることもないし。
屋外では帽子着用だし、職場やら喫茶店やらで音楽をひっそり聴くこともありません。
自室で映画鑑賞するとき、耳コピするときくらいしか出番がないのです。
ちなみに職場のHPは、音楽ではなくTV電話のために放置してあります。
屋外で音楽を聴きたいとき(公共交通機関内が専ら)は、イヤホンを使います。
それもどうせ周りがうるさいので、屋外使用時には音質だの音場だの細かいことには拘泥しません。
ステレオのくせに片耳外しておくことだって多いのですから。
音量もなるべく小さく取るので、ほぼクラシック曲は聴けません。
聴く曲はどんなものだろうと基本的にBGM扱いです。
イヤホンの使用頻度が高いのは、実は屋内、それも就寝前です。
ベッドでごろ寝して聴くのが一番多いのです。
この場合ヘッドホンは不都合なので、イヤホンの独壇場となります。
聴くのは夜間が多いから、周りはじゅうぶん静か(大体30〜40dB)だし、従って性能にはそれなりに拘ることになります。
それ以外は、スピーカーで鳴らすのが基本です。
生来爆音は嫌いなので、昼間こそそれなりの音量は取るけれども、夜間でも鳴らせる程度の小音量で聞くことのほうが多いです。アンプの出力は片側10Wもあれば十分すぎる環境です。
ちなみにわたくしは耳がいい(感度の意味で)らしく、いわゆるポップス音楽やサントラの場合、その辺のイヤホン(インピーダンス16Ω、音圧105dB/mWくらいの)をDAPに直差しの音量1ステップめですでにうるさいと感じるくらいです(夜間室内)。Dock出しラインでPHAに入れても、デジタルボリウムの場合、やはり音量1でも耐えられないことが多く、アナログボリウム採用のPHAに偏向するのはそのためです。それでもギャングエラー回避しつつぎりぎりまで絞り込むのに苦労します。
クラシック曲であれば、デジタルボリウム5ステップめくらいまでは上げられることもあります。
時々、DAPでボリウム半分くらいが標準、みたいな書き方を目にすることがありますが、こいつら難聴じゃねえの?とすら思います。
なお、カーオーディオについてはまったく興味がないので、基本的にビルトインの機材で間に合っています。だいたい聴き惚れてたら事故るだろ。
プレーヤーについて
なにしろCDの入れ替えさえ面倒な(いわんやアナログレコードにおいておや)ものぐさ人間なので、もはやプレーヤーはすべてデジタルオーディオプレーヤー、それもポータブル機を使っています。
従って、DAP-->DDC-->DAC-->アンプ、が基本構成です。
イヤホン、ヘッドホン使用時はライン出力からヘッドホンアンプを通します。屋外、つまり移動中はDAP直挿しが多いです。(時にPHAも使います。)
DAP利用のその他の利点は、プレイリストを自分で組むことができることでしょう。
PC(Mac)からDACへ繋ぐことはまずありません。MacからのAirPlayも同様。PCはグラフィック作業機だから、プレーヤーに回す余力があるくらいなら作業アプリケーションに配分します。プレーヤー専用のPCを誂えてもいいのですが、そこまでする意味も余裕もあるのか。
そんな訳で、「PCオーディオ」と括られると微妙な感じがしますし、「ピュアオーディオ」なのかどうかもかなり怪しいと云えましょう。
音源はCDからのALACデータです。非圧縮(可逆圧縮)デジタルデータと云っても所詮CD音源ですから、最近流行のハイレゾデータやアナログレコードの質感には恐らく敵わないでしょう。それでも現時点で入手の容易なCDに偏向するのは、第一にリッピング機材がApple機材であり、第二にものぐさだからです。
最大限の音質と、最大限の手軽さ、この両者の妥協点として取ったのがいまの環境です。
イヤホン
(環境はiPod video + icon mobileがほとんど。最近になってiPod classic + HP-P1)
(屋外ではSONY NW-E03か、iPod nano 7G直挿し)
- Victor HP-FX500
- JVC HA-FX700
- DENON AH-C710*
- JVC HA-FXT90*
- Sennheiser CX400-II*
- audio-technica ATH-EW9
- SONY MDR-EX300SL? walkman NW-E053付属品
- audio-technica ATH-CKM77
- audio-technica ATH-CKS90*
- audio-technica ATH-CM707
- radius W*
- CREATIVE Aurvana Air
- Klipsch Image X10*
- JVC HA-EB75*
- audio-technica ATH-CK52*
- Victor HP-FXC50
- 音茶楽 Flat4-粋
- STAX SRS-002
- Final Audio Design heaven IV*
- Philips SHE9000/98*
- audio-technica ANC23
- CHORD&MAJOR Major9'13
- AKG K374*
- BOSE IE2
- Philps Fidelio S2
- UBIQUO ES903*
- ZERO AUDIO CARBO SINGOLO
- Sennheiser MX985
- Philips SE9712/98
- audio-technica ATH-CHX7
- audio-technica ATH-CKR10
- Astrotec LYRA
- DUNU Alpha1*
- YAMAHA EPH-52
- Atomic Floyd AirJax Titanium2
- JVC HA-FX1100
- BOSE QuietComfort20
- UCOTECH ES1103
- MUIX IX1000
- ONKYO E700M
- ninewave NW-STUDIO PRO
- OSTRY KC08
ヘッドホン
- audio-technica ATH-AD500
- audio-technica ATH-ESW9
- AKG K404*
- Victor HP-S560*
- Victor HP-RX900*
- Sennheiser HD239*
- beyerdynamic DTX501p
- ULTRASONE HFI-15G
- STAX SRS-4170
- ULTRASONE HFI-680
- beyerdynamic DT990 Ed.2005
- Sennheiser PX95
ポータブルヘッドホンアンプ
(インプレッション用イヤホンはHA-FX700もしくはFlat4、aurvana air)
- Fiio E7*
- nuForce icon mobile
- iBasso A02*
- Fiio E11*
- Fiio E5
- FOSTEX HP-P1
- ELEKIT TU-HP01
- iBasso D12Hj
- BISPA BSP-HPAKIT-01E
- Mousai RA1
- FURUTECH ADL-X1*
- FOSTEX HP-V1
- ONKYO DAC-HA200*
- Bit Trade One AD00031
- TCG U-SKIN
- BISPA BSP-TUBEAMP-KIT01E
- ALO Audio The International ALO-1975
- OPPO HA-2
据え置きヘッドホンアンプ
アクティブスピーカー
パッシブスピーカー
- FOSTEX FE83En + P800-E
- TangBand W3-583SE + ハセヒロMM-131SSK
- ParcAudio DCU-F081PP
- FOSTEX FF85WK
- FOSTEX FE103-Sol
- DIY AUDIO SA/F80AMG
- SONY MDR-Q21SP
プリメインアンプ
D/Aコンバーター
D/Dコンバーター
ポータブルデジタルオーディオプレーヤー
- iPod mini(1G)
- iPod video (5G)
- iPod classic (160GB)
- iPod touch 3G (64GB)
- iPod touch 4G (64GB)
- iPod nano 6G
- iPod nano 7G
- walkman NW-E053
- GREENHOUSE KanaCL
その他
オーディオ機器のセッティングにはジャズがいい、と界隈で聞くことがあるけれど、抑もジャズをまったく聴かないので、どうにも選択のしようがありません。
わたくしの守備範囲はクラシックとサントラ、アニソン(だけ)なので、レビューはそれを前提に読んでください。音の好みはややフラット傾向で、中低音の艶やかさと高音の清澄さを気にします。
聴き比べのようなことをする場合に聴いているのは主に以下の音源(CD→ALAC)です。
Sibelius: Valse Triste, Berglund/Bournemouth SO, 1971
Sibelius: Symphony No.4, Berglund/Helsinki Phil., 1984
Sibelius: Symphony No.4, Inkinen/NZSO, 2009
Sibelius: String Quartet "Voces Intimae", Gabrieli Quartet, 1989
Stravinsky: Le Sacre du Printemps, Stravinsky/The Columbia SO., 1960
Schubert: Symphony No.8, Walter/NYP, 1958
Tchaikovsky: Overture-Fantasy "Romeo and Juliet", Kondrashin/Moskow State Phil, 1967
J.S.Bach: Cello Suite Nos.1-6, Mørk, 2005
久石譲: 藤原真理編「風の谷のナウシカ」より5つの組曲, 藤原真理(Vc) / 泰はるひ(Pf), 1988
大貫妙子「pure acoustic」, 1996
梶浦由紀「魔法少女まどか☆マギカ」サウンドトラック, 2011
梶浦由紀「魔法少女まどか☆マギカ新編叛逆の物語」サウンドトラック, 2014