青海神社
白峯山と五色台とを分かつ青海川の南、つまり白峯御陵の北の麓にある。
長寛2年9月の葬儀の際、荼毘に付された上皇の遺骸から立ち登った一筋の煙は、都の方角にたなびいたかと思うと、麓にわだかまってその中に尊号を顕した。煙が晴れた跡には、上皇所持の霊玉が遺されていたという。
かの地に創られたのが青海神社であり、その由来をもって煙の宮と称される。母堂待賢門院藤原璋子を併祭する青海神社は、谷あいにあって昼なお冥く、深閑とした佇まいを見せている。
白峯御陵|
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